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213. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 13 15 52.43 ID bsB1nekY0 前回までの状況(トレーナとポケモン) 梓 ゆい ハッサム ヘルガー イーブイ ニューラ ガルーラ カイリュー ポリゴン2 プテラ ラプラス 澪 ゼニガメ エビワラー デンリュウ 律 リザードン サワムラー ニョロボン レアコイル ゴローニャ ゴルダック ムギ フシギバナ カポエラー ギャラドス 純 うい カビゴン ゲンガー エレブー VSロケット団編⑦ 「VS曽我部・後編」 214. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 13 17 06.88 ID bsB1nekY0 今回のメンバー ゆい ハッサム プテラ ヘルガー ニューラ ガルーラ 曽我部「やるじゃない」 曽我部さんはまるで、どこかのサ○ヤ人のような気を発しているういを前にして、クスクスと笑っています。 曽我部「来なさい、ファイヤー」 隣のビルの中から、ファイヤーが再び、舞い戻ってきます。 曽我部「この3匹の前でどこまで戦えるか、見せてちょうだい。もっとも、空を飛べないあなたじゃ、厳しいでしょうけどね」 3匹はういを挑発するように睨んできます。 うい「じゃあ、楽しもうか」 その言葉とともにういの姿が消えます。 曽我部「!?」 そして、次の瞬間にはフリーザーの背後に回っていました。 梓「はやっ!?」 フリーザー「フリ!?」 うい「ほのおのパンチ」 ういの炎を纏った拳をフリーザーに叩きつけます。 フリーザー「フリーーーーーーーーーーーーーーーーー」 フリーザーは体を炎を纏って、反対のビルまで、飛ばされていきます。 曽我部「チッ。ファイヤー、ほのおのうずでそいつの動きを封じて。そして、サンダーは十万ボルト!」 ファイヤーはういの動きを止めるべく、炎をういの周りに吐き出します。 うい「……この程度なの?」 ういは体を回転させて、風を発生させ炎を吹き飛ばします。 曽我部「馬鹿な!?」 サンダー「サンダー!」 サンダーは高圧の電撃をういに向かって発射してきます。 うい「ひかりのかべ」 ういは片手を構えて、壁を作り、サンダーの十万ボルトを防ぎます。 うい「この程度なの?伝説のポケモンって」 曽我部「くっ……」 215. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 13 17 55.65 ID bsB1nekY0 梓「……強すぎでしょ、あれ?」 純「……私もびっくりだよ」 ゆい「ほへー」 純「えらい違いね、随分と」 梓「ゆ、ゆい先輩は別の意味でういよりすごいよ!!」 純「別の意味って……例えば?」 梓「え、えーと……可愛さとか?」 純「完全に好みの問題じゃない」 梓「じゃ、じゃあ、何をするか分からないとか」 純「それ、いい意味じゃないよね」 216. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 13 19 11.73 ID bsB1nekY0 曽我部「調子に乗らないほうがいいわよ。フリーザー、ファイヤー、サンダー」 伝説の3匹はういの動きを封じるように取り囲みます。 曽我部「全員で、そのチビに攻撃よ!!」 フリーザーはれいとうビームを、ファイヤーはかえんほうしゃを、サンダーは十万ボルトをういにむかって、一斉に発射します。 ゆい・梓・純「「「うい!」」」 うい「……ふん」 3匹の技がういに激突する寸前にういの姿が消えました。 バーン 3匹の技が激突し、爆発が起こります。 梓「ういはどこに……」 曽我部「!?ファイヤー、後ろ!」 ういはファイヤーの後ろに手に電気を込めて、空中に浮かんでいました。 うい「まずは純ちゃんを殺しかけたあなたから……」 ういの力のこもったかみなりパンチがファイヤーに叩き込まれ、私達に向かって落ちて……って。 梓「避けなくちゃ!」 私は純を担いで、ゆい先輩とその場を離れます。 曽我部「くっ」 曽我部さんもその場も離れます。 バーーーーン という、すごい衝撃とともにファイヤーは気絶しました。 曽我部「戻りなさい、ファイヤー」 ゆい「おお。やったね、うい!!」 梓「ですけど、もう少し考えてほしかったですね。危なく死ぬところでした」 純「まあ、無事だし、結果的にはよかったじゃない」 うい「次は……」 ういはフリーザーに目を向けます。 うい「あなただよ」 ういは一瞬でフリーザーの懐に飛んでいきます。 うい「インファイトプラスほのおのパンチ!」 フリーザーの懐でそのまま、フリーザに炎を纏ったパンチを命中させ、フリーザーは再び、隣のビルに叩き込まれ、気絶しました。 梓「後、1匹です!」 ゆい「このまま、一気に決めちゃえー」 うい「後、1匹……謝ったら、許してあげるよ」 217. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 13 19 58.88 ID bsB1nekY0 曽我部「……調子に乗るなーーー!サンダー、ドリルくちばし!」 サンダーは体を回転させて、くちばしをドリルのようにういに突き刺すべく突撃してきます。 うい「……ぐっ」 その攻撃がういのおなかを貫いた。 ゆい「ういーーーーーー」 純「避けられたのに、どうして……」 梓「待って下さい!あれをよく見て下さい!」 サンダーが貫いたのはうい……の形をした人形です。 曽我部「みがわり……だと!?」 梓「じゃあ、本物は……」 ゆい「下だよ」 ゆい先輩が指差す方向にういが拳を構えています。 うい「いくよ、スカイアッパープラスれいとうパンチ」 サンダーの下から、滝を登る龍のように綺麗で冷気に包まれた拳のアッパーがサンダーを下から突き上げます。サンダーは跳ね上がり、隣のビ ルの屋上に落下し、気絶します。 うい「ふー。私達の勝ちだよ」 ゆい・梓・純「「「うーい、うーい」」」 うい「あ、ありがと」 曽我部「……」 曽我部さんはサンダーをボールに戻します。 梓「さあ、これで私達の勝ちですよ」 純「全部、ういのおかげだけどね」 曽我部「フフフ、ハッハハハハ」 突如として、笑い出す曽我部さん。あまりのショックでちょっと頭の方に問題が生じたんでしょうか。 曽我部「これで勝ったと思ってるのかしら」 ゆい・梓・うい・純「「「「え?」」」」 219. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 45 56.62 ID bsB1nekY0 シルフカンパニー・前 律「はあ……はあ……。何なんだよ、こいつの強さは」 ムギ「伝説の3匹の鳥ポケモンが可愛くみえるわね」 伝説のポケモンとロケット団との戦いである程度疲れているとはいえ、相手は2匹、こっちのほうが有利なはずだ。それなのに、こっちのメンバーで無事なのは、私のカメックス、律のリザードン、ムギのフシギバナだけだ。 澪「カメックス、れいとうビーム!!」 甲羅から生えているロケット砲で、カイリューに向かって、れいとうビームを発射する。 カイリュー「リュー!」 カイリューはそれをでかい図体に似合わず、ひらりと空中にジャンプしてかわす。 澪「今だ、律!」 律「任せろ!」 律のリザードンは上空にジャンプしたカイリューに向かって、空気の刃で攻撃するエアスラッシュを発射する。 カイリュー「リューーーーーー」 カイリューはそのまま、リザードンに鋭い殺気を放ちながら、エアスラッシュをも粉砕し、リザードンにドラゴンダイブを仕掛けてくる。 律「リザードン、かわ……」 律が命令を出す前にリザードンにカイリューの攻撃が命中し、律に向かって、リザードンが飛ばされてくる。 澪「律!」 律「分かってるよ」 律はなんとか、それを横にかわす。しかし、リザードンは気絶してしまった。 澪「大丈夫か、律」 律「馬鹿!奴から、目を離すな!」 カメックス「カメ!」 私がカメックスを見ると、カメックスはカイリューに持ち上げられている。 澪「カメックス、こうそくスピン!」 カメックスは体を回転させて、自分を叩きつけようとするカイリューから解放しようとする。 カイリュー「リュー!!」 カイリューは腕の力を強めて、その動きを強引に止めてくる。そして、力任せにカメックスを叩きつけ、カイリューの巨体で力任せにガシガシ っと踏みつけてくる。 澪「カメックス、ハイドロポンプの勢いで脱出しろ!」 カメックスはロケット砲から勢いよく水を発射し、その勢いで、甲羅で滑って逃げる。 カイリュー「カイリュ」 カイリューはそのカメックスを素早くジャンプし、追いかける。しかし、滑ってるカメックスを邪魔したのは、カイリューではなく……、 220. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 47 15.15 ID bsB1nekY0 紬「フシギバナ!」 ギャラドスの相手をしていたムギのフシギバナだった。その衝撃で、2匹は気絶した。 紬「ごめんなさい、澪ちゃん」 澪「気にするな……」 ギャラドス「ドス」 カイリュー「カイリュ」 ギャラドスとカイリューは私達を睨み付けます。 タケシ「ここは俺達が食い止めるから、女性とカツラさんは逃げて下さい」 律「いや、無茶だろ、人間の力じゃ……」 その時、カイリューは突然上を向き、屋上に向かって飛んで行った。 律「どうしたんだ、突然……」 紬「そういえば、あの3匹がいないわ」 澪「梓達が倒したのか」 律「だから、カイリューが戻されたのか。これで、こっちはギャラドスだけになったわけだけど……」 ギャラドス「ドス!!」 律「こっちに手持ちがいないからな」 澪「どうしようもないな……」 私達は絶望な気持ちで、ギャラドスを見上げた。 221. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 48 52.07 ID bsB1nekY0 シルフカンパニー・屋上 曽我部「来なさい、カイリュー」 その声とともに、下から何かがロケットのような音を立て、カイリューが現れました。 曽我部「ごめんね、いきなり呼んで」 曽我部さんは優しくカイリューを撫でます。きっと、さっき話していたミニリュウが進化した姿なのでしょう。 梓「でも、こちらには伝説のとりポケモンの3匹を圧倒したういがいます!!」 純「あんたのポケモンでもないのに、何でそんな強気なのよ」 ゆい「私はー?」 梓「……とにかく!!こっちの方が有利です。頑張って下さい、うい!!」 純「だから、あんたのポケモンじゃないし、勝手に命令しないでよ」 ゆい「あずにゃん。私はどうすればいいのー」 梓「……むー!」 純「何で、人がいい気持ちで敵に向かっているのに邪魔するのって、目で見られても……」 ゆい「駄目だよ、純ちゃん!あずにゃんの邪魔しちゃ。めっ!!」 純「思わぬところから、援護が来た!?」 うい「ははは。……もう少し、緊張感を持とうよ」 ゆい・梓・純「「「はい」」」 曽我部「そのチビが私のカイリューより強いかで試してみる?」 純「頑張って、うい!」 ゆい・梓「頑張って、うい!」 うい「や、やれる範囲で頑張るよ」 222. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 51 34.47 ID bsB1nekY0 曽我部「カイリュー、力の差を見せ……!?」 カイリューに声をかけていた、一瞬の隙を突き、私達の前にいたういの姿が消え、カイリューの前に現れました。 うい「れいとうパンチ」 ういは冷気のこもったパンチをカイリューのおなかに叩き込もうとしましたが、 カイリュー「リュー!!」 カイリューは懐にいたういを素早く、自分の懐から弾き出します。 うい「くっ……」 ういはその攻撃を何とか耐えます。しかし、カイリューの姿も消え、ういの前に現れます。 梓「あれはカイリューのしんそく!」 カイリュー「リューーー」 カイリューは力任せにういに殴りかかります。 うい「リフレクター」 ういは壁を張って、その攻撃を防ぎにかかりますが、 カイリュー「カイ……リューー」 カイリューはその壁を力任せに破壊し、ういを殴り飛ばします。 うい「キャーーーーーー」 ゆい「ういーーーーーーーー」 カイリュー「リュー」 カイリューは更に追撃をするべく、身構えます。 梓「ういが危ない。来てください、ニューラ、ハッサム」 純「来なさい、エレブー、カビゴン」 私達はそれぞれ、ポケモンを出し、ういの援護をします。 曽我部「くす。4匹で足りるの?」 梓「!?」 カイリュー「リュー!」 まず、カイリューの拳がニューラに迫ります。 カビゴン「カビ」 カビゴンが盾となり、その攻撃を受け止めます。 ニューラ「ニュラ」 ハッサム「サム」 ニューラとハッサムはその隙を突き、ニューラはブレイククローを、ハッサムはメタルクローをカイリューに浴びせるべく、左右から挟み込む ように攻撃を仕掛けます。 。 223. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 53 58.27 ID bsB1nekY0 ニューラとハッサムはその隙を突き、ニューラはブレイククローを、ハッサムはメタルクローをカイリューに浴びせるべく、左右から挟み込むように攻撃を仕掛けます。 カイリュー「リューーーー!!」 すると、カイリューはサンダー以上の電力を持った、十万ボルトを3匹に浴びせます。 ニューラ「ニューーーーーーラーーーーー」 ハッサム「サムーーーーーーーーーーーー」 カビゴン「カビーーーーーーーーーーーーー」 梓「ニューラ!!ハッサム!!」 純「カビゴン!!」 3匹は黒焦げになり、気絶します。 梓「戻ってください、ニューラ、ハッサム」 純「戻って、カビゴン。でも、終わりじゃないわよ」 カイリューの横からエレブーが襲い掛かります。 純「かみなりパンチ!」 梓「よし!!これは効くは……」 曽我部「無駄よ」 カイリューはエレブーの攻撃を片手で受け止めます。 カイリュー「リュー!!」 カイリューは口に炎を溜め、エレブーを上に投げ、そこにだいもんじを噴出します。 エレブー「ブーーーーーーー」 エレブーは黒焦げになり、気絶しました。 ゆい「そ、そんな……」 梓「4対1で、こっちが圧倒的に有利だったはず……」 純「そんなことをもろともせずに圧勝するなんて……」 梓「……純は後、何匹、手持ちあるっけ?」 純「ういを除けば、後3匹ね。でも、あいつ相手じゃ、時間つぶしにもならないでしょうね。梓は?」 梓「私はゆい先輩を除けば、後1匹ね」 純「絶望的ね」 梓「ええ」 ゆい「ど、どどどどしよう、あずにゃん」 梓「落ち着いて下さい」 ゆい「でも……」 梓「いつも、ゆい先輩は言ってますよね。こういう時こそ、笑顔です」 ゆい「……そうだね。にこー」 梓「に、にこー」 ゆい「うん、私やるよ。あれを倒したら、いっぱい撫でてくれたり、抱っこしてくれるんでしょ?」 梓「それはまあ……」 ゆい「それに、ポケモンを使って、こんなことをするなんて、許せないもんね。私、やるよ!フンス」 梓「純、私達が囮になるから、ういを連れて逃げて」 224. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 56 54.67 ID bsB1nekY0 純「は!?ここまで来て、何を言って……」 梓「一旦退いて、回復させてくればいいの。ういの体力が満タンなら、勝つ可能性があるでしょ?ゆい先輩が倒すと思うけど、失敗したとして も、体力はだいぶ削れるだろうし」 純「なら、手持ちが少ない梓が行くべきよ。私の足もあるし……」 梓「さっきの戦いを見る限り、純、いや、私達じゃ逃げ切るまでの時間を稼げないよ」 純「……一つだけ、約束しなさい」 梓「可能な限り聞くよ」 純「生きて帰りなさいよ」 梓「……善処するよ」 純「来なさい、ゲンガー」 ゲンガー「ゲンガー」 純「ちなみに、あのシオンの時のゲンガーよ」 梓「え、そうなの」 純「ゲンガー、ういを回収して!」 ゲンガーは素早く動いて、ういを抱きかかえて戻ってくる。 純「大丈夫、うい?」 うい「う、うん。……平気」 純「じゃあ、任せたわよ。戻って、ゲンガー。来なさい、カイリキー」 カイリキーは純とういを抱きかかえます。 うい「……うう。私はまだ、戦えるよ」 純「傷だらけで何を言ってんの」 ゆい「任せてよ、うい。ういが戻ってくる頃には私の大勝利だよ!」 うい「……お姉ちゃん」 梓「じゃあ、またね、純、うい」 純「ええ」 うい「頑張ってね」 純達は下に向かって行った。 曽我部「くすくす。空から、行けばいいのに」 曽我部さんはおかしそうにくすくすと笑っています。 梓「ここから行ったら、邪魔するくせに」 曽我部「くすくす。まあ、いいわ。もう勝負は終わったようなもの。さっきのチビはもういないからね」 ゆい「まだ、私がいるよ!」 曽我部「そうね。まだ、あなたがいたわね。くすくす」 ゆい「舐めていられるのも今のうちだよ!ゆいちゃん真……」 曽我部「カイリュー」 カイリューは素早く、ゆい先輩に接近し、殴り飛ばします。 ゆい「ひゃーーーーー」 梓「ゆい先輩!!」 私は飛ばされてくる、ゆい先輩を受け止めます。 梓「ぐっ。だ、大丈夫ですか、ゆい先輩」 ゆい「なんとか」 225. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 58 26.56 ID bsB1nekY0 曽我部「くすくす。特別に教えてあげるわ。そのチビと戦う上で、気をつけなければいけないのはそのチビのペースに乗せられないようにすることよ。あなたが今まで、倒してきたジムリーダーとかは皆、あなたのペースで、つまりあなたの土俵で戦っていたのよね。だから、あなたを倒すにはその土俵に乗らなければいい」 たしかに澪先輩の時も速攻で倒されていましたからね。 曽我部「さてと。あなたのポケモンは残り、1匹。それもおそらくはプテラ。それじゃ、カイリューには勝てないし、逃げられもしない」 ゆい「まだ、私も戦えるよー」 曽我部「あなた程度のポケモンじゃ、カイリューには足元にも及ばないわね。それにしても哀れなものね」 曽我部さんはゆい先輩に向かって、嘲笑するような笑みを浮かべます。 曽我部「妹は伝説の3匹のとりポケモンを倒す実力なのに、姉は使えないカスポケモン。どこで、差がついたのかしらね」 ゆい「……あう」 梓「……」 曽我部「それなのに、自分の実力も分からずにカイリューを倒すだなんてね。哀れなものね、妹も。こんな屑な姉を持って」 ゆい「……うう」 梓「……黙って下さい」 曽我部「ん?」 梓「あなたにゆい先輩の何が分かるんですか!来てください、プテラ!!」 私はゆい先輩を横に置き、プテラを出します。 梓「プテラ、加速をつけて、アイアンヘッド!!」 プテラは上空から全速力で鋼のように硬い頭をカイリューにぶつけにいきます。 曽我部「やっぱりね。その子を悪く言えば、あなたは激昂して襲い掛かってくると思ったわ」 梓「!?」 カイリューは向かってくるプテラをパンチで対抗する気のようです。 ガッツーーーーン プテラがカイリューの拳と激突し、衝撃が私達の所まで、風になって伝わります。 梓「どうですか!?」 曽我部「くすくす」 プテラ「……テラ」 プテラは頭にひびが入り、気絶しました。 曽我部「くすくす」 梓「何がおかしいんですか」 私はプテラをボールに戻します。 曽我部「あなたが重要なミスを犯したからね」 梓「ミス?」 226. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 59 35.29 ID bsB1nekY0 曽我部「本当なら、さっきの純さんが戻ってくるまで耐えなければいけなかったのに、安易に攻撃をしてくるなんてね。もっとも、そうしてくるとは思ったけどね」 梓「……どういう意味ですか?」 曽我部「。だって、あなた、そのゆいが大好きなんでしょ?口には出さないけど。そんなあなたが私の暴言をスルーできるわけないわ。その結 果、安易に突っ込んでくると予想できるわ。もっとも、加速をつけた、今の攻撃は素晴らしかったけどね」 曽我部さんはパチパチと拍手しながら、カイリューとともに私達に近づいてきます。 ゆい「あ、あずにゃんに近づくなー」 ゆい先輩はカイリューに向かうも、軽くカイリューに弾き飛ばされます。 ゆい「うわっ!!」 梓「ゆい先輩!!」 曽我部「さあ、あなたにも見せてあげるわ。カントーの最後を」 曽我部さんは私を引っ張りあげました。 227. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 00 45.68 ID bsB1nekY0 ゆい「ぐす……私に力があれば……」 あずにゃんを救えるのに。私はそろそろ夜になる空を見つめる。 ???(……ちゃん) ゆい「ん?」 私の耳に何かの声が聞こえる。なんだろ? ???(ゆいちゃん、諦めるの?) ゆい「この声は……誰?」 ???(僕が誰かなんてどうでもいいんだよ。ゆいちゃんは諦めるの?君の梓ちゃんへの想いはその程度なの?) ゆい「でも、私には何もできないよ……」 ???(あるよ!君の想いを届けるんだ!!!) ゆい「ん?」 突如として、私が背負っていたギー太が光り輝きだした。 ゆい「あ、さっきのは……」 私はギー太を構える。 ゆい「……頑張ろうね、ギー太」 私は足に力を込め、空に飛び出した。 228. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 01 34.71 ID bsB1nekY0 梓「ゆい先輩!?」 ゆい先輩は屋上から飛び出し、上空に飛んでいきました。 曽我部「怖くて逃げ出したのね」 梓「ゆい先輩はそんなことしません!!」 曽我部「まあ、現実から目を背けたいあなたの気持ちも分からないわけじゃないわ」 梓「……ゆい先輩」 ゆい「頑張ろうね、ギー太」 私はギー太から、音楽を鳴らす。 ゆい「ミュージックスタート(ふわふわ時間を想像してください)ゆいちゃん真拳究極㊙(マルヒ)奥義『アズニャン・パラダイス』」 229. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 02 36.22 ID bsB1nekY0 シルフカンパニー前 ギャラドス「ドス!」 ギャラドスはシルフカンパニーの前でガードマンのように仁王立ちしている。あの後、私達は何とか逃げて、今、もう一度戻ってきた。 律「くそ。ポケモンさえ、元気なら……」 私達は物陰から、ギャラドスの様子を見る。 澪「だが、ギャラドスだけでも十分に強いからな。いないよりもましだけど、どっちにしたって厳しいさ」 紬「でも、やっぱり他の町のポケモンセンターを利用した方が……」 律「それじゃ、時間がかかりすぎるだろ。その間に梓達がどうなるか……それに利用できるかも分からないし」 ジムリーダーの人達は他の町のポケモンセンターに向かっていったが、さっきの3匹の攻撃で町がボロボロになっている。うまく利用できるとも限らないから、律の言ってることは間違っていない。私達は梓が心配だからここで様子を見ているわけだけど……。 澪「なんとか、現状を打開できないものか」 律「難しいな」 紬「見て!!ロケット団員が中から出て来たわ」 律「何だと!?」 ムギの言うとおり、カイリキーに抱きかかえられたロケット団員がいた。 澪「あれは……女か?」 律「なんか、ぬいぐるみみたいなのを抱いてないか?」 紬「ゆいちゃんに少し、似てないかしら」 澪「だとすると、梓を襲って……」 律「あいつめ……」 紬「見て!何故か、ギャラドスと戦い始めたわ」 230. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 03 23.85 ID bsB1nekY0 純「そう言えば、下にもいるって、言ってたわね」 襲い掛かってきたギャラドスに私はゲンガーを出して、対抗する。 うい「ごめんね。私が戦えたら……」 純「ういはもう十分働いたわよ。他のポケモンにも活躍してもらわなくちゃね。……うん?」 私が周りを見渡すと、こっちを見ている3人の女の人がいた。 純「なんだろ?とりあえず、あそこに逃げるわよ、ゲンガー!」 ゲンガー「ゲンガー!」 ゲンガーはシャドーボールを発射し、ギャラドスをけん制しながら、そっちの方向に向かった。 231. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 06 16.88 ID bsB1nekY0 澪「おい!!こっちに来たぞ、どうする!」 律「どうするって言ってもな」 紬「相手がカイリキーだとね。逃げ切れそうにないわね」 澪「何で、お前ら冷静なんだよ」 純「すいません、ここはき……」 澪「わっ!そうこうしているうちにロケット団員が来たじゃないか!」 純「ロケット団?……あ。いや、これは違うんです。私はロケット団じゃないです」 律「じゃあ、何でそんな格好してるんだ?」 純「これにはいろいろと事情がありまして……」 うい「今は説明してる時間も惜しいよ」 紬「こんな小さい女の子を連れて……、このロリコン!!」 純「別にそんなつもりじゃ……」 澪「おい。ギャラドスがこっちに向かってくるぞ」 純「くっ。ゲンガー、シャドーボールで牽制して!」 ロケット団(?)のゲンガーはシャドーボールギャラドスに向かって発射するも、ギャラドスの尻尾に弾かれる。 純「やっぱり、上のカイリューと同じような強さか……」 澪「カイリュー!?あなたは屋上にいたのか?」 純「まあ、一応……屋上で、あず……友達がいるので……」 律「ロケット団なのに?」 純「私の名前は鈴木純で、ロケット団ではなく……かくかくしかじか」 紬「なるほど。疑ってごめんなさい」 澪「便利な言葉だな」 律「とにかく、梓の友達なら、私達とも友達だな。ところで、その小さいのは……」 うい「あ、私の名前はういです。よろしくお願いします。これでも、ポケモンです」 澪「うい……。ゆいと何か関係があるのか?」 うい「お姉ちゃんです」 律「ゆいに妹がいたのか。それにしても……」 律・澪・紬(姉に似ないでしっかり者だな) 律「梓は屋上か。早く助けに行かないとな」 紬「もっとも、あのカイリュー相手じゃ、手も足も出ないかもだけど……」 澪「そうだな……ん?」 空から、何か、優しい歌声が聞こえてきました。 232. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 07 50.30 ID bsB1nekY0 律「この声は……ゆい?」 紬「それに何か、降ってきたわ」 ムギの言うとおり、小さいツインテールの女の子のようなものが降ってきました。 澪「これは……梓?」 私はそれに触れてみた。他の皆も私に続いてそれに触れてみる。 澪「うわっ!」 私がその小さい梓に触れると、弾けて消えてしまった。 律「何なんだ、一体」 紬「でも……なにかしら、この感じ」 澪「なんだか、優しい気持ちになる」 純「周りを見てください!」 鈴木さんは周りを指差す。いろいろな所に小さい梓が降ってきて、弾けて消える。すると、壊れていた建物が元通りになった。 澪「これは……」 うい「きっと、お姉ちゃんの技だよ……」 律「ん?」 澪「どうした、律」 律「私のモンスターが回復してる!!」 澪「え?」 紬「あ、本当。私のも!」 純「私のもです。それにういも!ついでに私の足も!」 うい「あ、本当だ」 澪「待てよ。なら、ロケット団のポケモンとかも回復してるかも」 紬「それはないわ。あれを見て」 ムギの指差したところにはロケット団の置いていったポケモンがあるが回復してる様子はない。 紬「どうやら、敵には効かないみたいね」 澪「そうみたいだな」 律「これなら、いける!」 純「皆さんは屋上に梓を助けに行ってください。ここは私が防ぎますので」 澪「でも、あいつは強いぞ」 純「私のういは伝説のポケモンを3匹も倒したので、大丈夫です!」 うい「ちょ、ちょっと、純ちゃん」 律「それなら、安心だな。時間もないし、積もる話も後でな。じゃあ、任せた!!」 その場を鈴木さんに任せ、私達は屋上に向かっていった。 233. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 09 48.88 ID bsB1nekY0 シルフカンパニー・屋上 曽我部「何よ、これ……」 曽我部さんは次々と直っていく町の様子を見て、驚愕の声を上げる。 曽我部「これじゃ、私のやったことが……」 梓「無駄ですね。もっとも、成功しても無駄ですけど」 曽我部さんは私を掴んでいた手に力を込める。 曽我部「あなたに私の何が分かるの……」 梓「何も分かりませんよ。私が分かるのはあなたがゆい先輩の力を甘く見たことです」 曽我部「……くっ」 曽我部さんは図星をつかれたかのように顔をそらします。 曽我部「でも、私にはまだカイリューがいるわ。あなた達には到底倒せないわ」 律「それはどうかな!」 バンッ!!! という、どでかい音とともに律先輩達が現れました。 梓「律先輩!澪先輩!ムギ先輩!」 曽我部「のこのこ何をしに来たの?もう手持ちポケモンもないでしょうに」 律「それはどうかな?」 澪「さっきの技で私達のポケモンは全員回復した」 紬「つまり、これから、私達のポケモン全員とあなたのカイリューはまた戦えるのよ。その体力の減っているカイリューとね!!」 曽我部「なんだと!?」 その時、さっきまで聞こえていた優しい歌声が止み、ゆい先輩が落下してきました。 梓「ゆい先輩!」 私は曽我部さんを振り切り、ゆい先輩を受け止めました。 ゆい「あずにゃん……私の歌、届いたかな?」 梓「……はい。とっても、良かったです」 ゆい「ありがと。えへへ」 234. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 11 18.52 ID bsB1nekY0 私は曽我部さんを睨みつけます。 梓「さあ、決着をつける時です。夢を叶えようともしないあなたとね!!」 曽我部「……どういう意味よ」 梓「あなたは所詮は夢を諦めたんです。何もしないで!!」 曽我部「私がどれほど努力をしたと思ってるの?」 梓「じゃあ、あなたはポケモンと人間が仲良く暮らせるような世界を創るために何をしたんですか!!」 私は少年漫画の主人公のように語りかけます。 梓「私は心無いトレーナーの人達に捨てられたポケモンを拾って、一生懸命面倒を見てる人を知っています。その人のやっていることだって、小さいことかもしれないけど、ポケモンと仲良く暮らすために頑張っています。あなたはそういうことをしたんですか?」 曽我部「……黙れ」 梓「たしかに、心無い悪い人もいます。でも、一部の悪い人達のためにたくさんのいい人達を犠牲にするなんて間違っています」 曽我部「黙れ!!じゃあ、お前の夢は何なのよ。夢なんてものは必ずしも叶えられるわけじゃない。どんなに綺麗事を言っても、人間を滅ぼさなければ、ポケモンは滅ぼされるのよ。人間によってね」 梓「私は……ポケモンマスターになる女です!!!」 私は大きな声で宣言しました。 曽我部「……」 フフフ、私の宣言にびっくりして、言葉も出ないようです。 235. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 14 16.28 ID bsB1nekY0 曽我部「プッ」 曽我部さんは腹を抱えて笑い始めます。 律「プッ、ククククク」 澪「クククク、律、笑うなよ、梓は真剣なんだぞ。クククク」 紬「そういう澪ちゃんだって。フフフフフフ」 梓「何で、皆して笑うんですか!!」 律「いやー、真剣な場面でそんな某海賊漫画の主人公みたいな宣言されてもな」 澪「なんていうかな、そのー」 紬「なんか、中学生の男の子みたいねえ」 梓「……」 言われてみれば、恥ずかしいかもしれません。 ゆい「大丈夫!!とっても、可愛かったよ!!」 梓「微妙に褒められてない気もしますが……とにかく!!」 私は曽我部さんを睨みつけます。 梓「どっちが正しいか、あなたに見せてあげます。皆さんは下がっていてください」 私は皆さんを後ろに下げます。 梓「皆さん、手を出さないでくださいね」 澪「大丈夫か?」 律「そりゃ、ポケモンマスターになる女なんだから、大丈夫だろ」 梓「……」 澪「おい、律!!」 曽我部「舐められたものね、私も」 梓「あなたが人間を滅ぼさなければ、ポケモンが滅びるというなら、そのふざけた幻想をぶち壊してやるです。やってやるです!!」 律「なあ、梓に何があったんだ?あんな中二病みたいな台詞を……」 ひそひそ 澪「きっと、アニメでも見たんじゃないか?」 ひそひそ 紬「だとしてもね……あの台詞は……」 ひそひそ ゆい「まあ、展開がけいおんっていうよりも少年漫画に近いから、そっちに合わせてるんだよ」 ひそひそ 律「そんなに少年漫画に近いか?ただ、言いたかっただけじゃね?」 ひそひそ 梓「さっきから、ひそひそとうるさいですよ!!」 236. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 16 48.71 ID bsB1nekY0 曽我部「いいわ。かかってきなさい」 梓「来てください……」 ゆい「さあ、私の出番だね!あずにゃん、私を下ろし……」 梓「ハッサム!!」 ゆい「え〜!!」 梓「だって、さっきので、ゆい先輩、疲れてるでしょ?」 ゆい「まあ、そうだけどね」 曽我部「ハッサム……あなたのエースモンスターね」 私のハッサムと曽我部さんのカイリューは西部劇の決闘のように対峙して睨みあいます。そして、わずかの沈黙が訪れます。そして、どちらと もともなく、バトルが始まります。 梓「……行きますよ。ハッサム、おんがえし!!」 ハッサムの体からオーラが発生させ、そのオーラを右手に集中させ、カイリューに向かって、突撃します。 梓「いっけー……」 梓・ゆい「スクラップ・フィスト!!!」 曽我部「カイリュー、げきりんよ!!」 バシーーーーーーーン ハッサムのハサミとカイリューの拳が激突し、その振動で私達のところまで、風が吹き抜けます。 カイリュー「リュー」 カイリューの拳から血が噴出し、拳を押さえて、苦しそうに膝をつきます。 曽我部「な!?」 梓「今です、シザークロス!!」 ハッサム「サム!!」 ハッサムは手をクロスさせ、カイリューの胸をXに切り裂きます。 カイリュー「……リュー」 カイリューはバタンと力尽き、倒れました。 梓「あなたは強かったです。のも含めて、たった2匹でここまで戦ったんですから」 曽我部「……戻りなさい、カイリュー」 曽我部さんはカイリューをボールに戻します。 梓「私の勝ちです。さあ、どうしますか」 曽我部「……そうね。今回はあなたの勝ち、いえ、あなた達の勝ちね。それは認めてあげるわ」 曽我部さんはボールを2個、取り出す。そして、片方を私達のところに投げます。 梓「これで何を……」 曽我部「来なさい、ケーシィ」 そのボールから、煙が噴射され、あたり一面が真っ白になる。 曽我部「また会いましょうね。テレポート」 その言葉を最後に曽我部さんは姿を消しました。 9
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134. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/01(月) 21 31 46.15 ID EV8HfC7I0 「やったよ?、ビリビリ、あずにゃ?ん、ビリビリ」 「とりあえず、落ち着いてください」 「……まさか、あなた達に負けるなんてね」 和さんはピカチュウを抱き、きびすを返そうとします。 「待って下さい!」 「……何」 「まだ、ロケット団で、実験とかをするんですか」 「……」 「私、あなたとポケモンリーグで戦ってみたいです。たしかに、和さんはポケモンにひどいことをしてきたと思います。でも、今の戦いで本当にポケモンを好きだということを感じました。だから、もうそんなことをやめて……」 「……一つ、約束しなさい」 「はい?」 「チャンピオンになりなさい。私ともう一度戦うまで、勝ち続けなさい。そして、あなたを最初に倒すのは私になるわ」 「……はい!!」 「……じゃあね」 「あ、後、サンダーは……」 「あれは私には止められないわ。別の管轄よ。あれを止めるには倒すしかないわね」 「そんな……」 「それじゃあね」 今度こそ、和さんはきびすを返し、その場を去っていった。 グレンタウン・郊外 135. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/01(月) 21 33 58.51 ID EV8HfC7I0 グレンタウン・郊外 「『私ともう一度戦うまで、勝ち続けなさい』ね。もう、あなたにそんな機会はないのにね。どうして、そんなことを言ったのかな」 私の前で、AYUはそう言った。 「私に勝った人が詰まらない奴に負けるのは嫌だからよ」 「なるほどねー」 「もう、未練はないわ。サッサとしなさい」 それが、私が傷つけてきた、 「ポケモン達への報いだからかい?和ちゃんは優しいねー。普通はそんなこと、思わないのに」 「……なんでもいいから、早くしなさい」 「分かってるよー」 AYUは手にエネルギーを溜めて、私に向ける。一体、この子は何者なんだろうか。 「じゃあね、元気で生きるのよ」 私は抱いていた、ピカチュウを地面に置く。 「 それじゃ、いくよ」 「いつでもいいわ」 私は目を瞑る。 (覚悟はした。いつでも来なさい) そう思って、最後の一撃を待っているのに、いつまでもこない。 「どうしたの、はやくしな……!?」 私が目を開けると、傷ついたピカチュウが私の前に手を広げて、立っている。 「ふーん。やーめた」 「は?」 「あなたがいなくなったら、この子がかわいそうだからね」 AYUはきびすを返す。 「あ、あなたは一体何がしたいの」 「……それを答える義務は仲間でもないあなたに言うことじゃないよ。これが最後だよ。次に会う時には敵だからね」 「……ありがとう」 「……ふん」 AYUは去って行った。 「ありがとね、ピカチュウ。これからも、よろしくね」 「チュウ?」 「……頼むわよ、梓」 私はこれから、今までやってきたことをどう償っていけばいいのかを考えながら、サンダーを見つめた。 136. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/01(月) 21 38 32.48 ID EV8HfC7I0 VSロケット団編③ 「VS和」 修了 139. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 04 55 11.98 ID Ex4FfjM30 前回までの状況(トレーナとポケモン) 梓 ゆい ハッサム ヘルガー イーブイ ニューラ ガルーラ カイリュー ポリゴン2 プテラ ラプラス 澪 ゼニガメ エビワラー デンリュウ 律 リザードン サワムラー ニョロボン レアコイル ムギ フシギバナ カポエラー ギャラドス 純 うい カビゴン ゲンガー VSロケット団編④ 「VSサンダー」 140. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 04 57 14.98 ID Ex4FfjM30 今回のメンバー ゆい ハッサム プテラ カイリュー ニューラ イーブイ 梓「さて、律先輩達を助けに行かなくちゃ」 ゆい「そうだね。ビリビリ。でも、手持ちの。ビリビリ。ポケモンで無事なのは。ビリビリ。私だけだよ」 梓「……まひは大丈夫ですか?」 ゆい「大丈夫、大丈夫。ビリビリ。すぐに治るよ。ビリビリ」 梓「……ちょっと、気に入ってますよね。そのビリビリって」 ゆい「分かる?ビリビリ」 梓「……ビリビリっていうのをやめて下さい」 ゆい「ほーい」 その時、グレンジムの壁がどこかの野球少年が窓ガラスを割ったかのように粉々になり、ニドキングが倒れてきました。 律「これで最後か。おーい、あずさー。無事かー」 そんな声とともに、律先輩が現れました。 梓「律先輩!」 律「おお、梓。和はどうした?」 ゆい「私達が倒しました!」 律「そうか。よくやったな、梓」 ナデナデ 梓「えへへ」 ゆい「え、なに。この扱いの差」 律「冗談、冗談。ゆいも頑張ったな」 ゆい「まあね!エッヘン」 141. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 04 58 33.02 ID Ex4FfjM30 カツラ「おお。梓君も無事じゃったか」 梓「カツラさん!」 ジョーイさん「梓ちゃん、怪我はない?」 梓「ジョーイさんまで。一体、どうしたんですか?」 律「実はかくかくしかじか」 梓「なるほど。皆さん、無事で良かったです!」 私達はサヨナラ勝ちを収めた野球チームのように騒ぎます。 律「まあ、こんなところで和んでるわけにもいかないんだけどな」 梓「ええ」 今も上空ではサンダーが縦横無尽に雷を落としていますし。 ゆい「でも、私も含めて、回復しないと戦えないよ」 梓「そうですね。ポケモンセンターも使えないし、一体どうしたら……」 突如、ゴロゴロビシャーンという音ともに外が暗闇で急に電気がついたかのようにまぶしく光ります。 律「奴が来たのか」 梓「どうしましょう。私に戦えるポケモンがいません」 ゆい「私がいるよ?」 梓「まともな状態でも勝てるか分からないのに、そんなまひ状態だとボロ負けならまだましで、最悪、死にますよ」 カツラ「ポケモンセンターの回復させる機械があればいいんじゃが」 ジョーイ「だけど、ロケット団に壊されてしまったわ。残ってるのは簡易のパソコンだけよ」 律「そうか。……って」 梓「そうですか。……って」 律・梓「それだー(です)!!」 142. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 04 59 42.89 ID Ex4FfjM30 ジョーイ「え、何が?」 梓「このパソコンで博士にポケモンを送って……」 律「回復させてもらえば、まだ戦える」 梓「じゃあ、早速ポケモンを転送しましょう。さあ、ゆい先輩。ボールに入ってください」 ゆい「えー。まあ、仕方がないか。博士のところでゆっくりお茶でも飲んでくるよ」 梓「すぐに戻ってきてくださいね」 ゆい「あー。私がいなくてさび……」 ゆい先輩をボールに戻し、パソコンにセットする。 律「とりあえず、博士に連絡をしよう」 ピ、ポ、パ、ト オーキド『なんじゃ、この一大事の時に』 律「今から、私たちのポケモンをそっちに送るから、すぐに回復させて戻してくれ」 オーキド『律君は一体、どこにいるんじゃ……っと、送られてきたのう。場所はグレンタウンじゃと!?しかも、梓君のポケモンまでいるとい うことはそこに梓君もいるのじゃな!?』 律「訳は後で話すから、頼むよ」 オーキド『……分かった。じゃが、これだけは言わせてくれ』 律「なんだよ」 オーキド『死なないでおくれ』 律「縁起でもないこと言わないでくれ。じゃあ、頼んだぞ」 オーキド『任せるのじゃ』 ガチャと電話を切る。 梓「どうでしたか?」 律「すぐにやってくれるってさ」 ピシャーゴロゴロ 律「やばいな。こっちにどんどん近づいてきている」 梓「ええ」 その時、雷がドガーンという音ともにグレンジムに衝撃が起きて、地震のように揺れ、天井が落下してきます。 カツラ「危ない、梓君!律君!」 カツラさんは私と律先輩、そして、パソコンを庇うように楯になってくれます。そして、天井が落下して出来た穴から、黄色と黒の体で鋭いク チバシを持った伝説のポケモンの1匹、サンダーの姿が現れました。しかも、親の敵を見るように私達のことを睨んできます。 143. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 03 08.94 ID Ex4FfjM30 律「くそ。こんな時に。まだ、送られてこないのか」 梓「あと少しです!!」 カツラ「仕方がない。来い、ウインディ!」 カツラさんは弱りきっている、ウインディを出します。 カツラ「すまんのう、ウインディ。ちょっとの間、頑張るんじゃよ」 カツラさんのウインディは今にも崩れ落ちそうな中でも、なんとか立ち、サンダーと対峙します。 カツラ「おそらく、ワシのウインディでは時間つぶしも出来んじゃろう。じゃが、サンダーにダメージを与えることは出来るはず。ウインディ、フレアドライブ!」 ウインディはどこから力がわいてくるのか、炎の弾丸のようにサンダーに突撃していきます。 律「よし!この攻撃が通れば……。なんだ、あの体制は!!」 サンダーは体を横向きにし急速に回転させ、ウインディに向かって、こちらも銃弾のように素早く突撃していきます。ただ、ウインディは普通の銃弾なのに対し、こちらはマグナムを射撃したような威力の違いがありそうな感じですね。 カツラ「これは、ドリルくちばし!?」 律「くそっ。このままじゃ、ウインディが……」 梓「来ましたよ、律先輩!」 律「何!?よし、来い、サワムラー!」 律先輩は迷わずに、サワムラーを選びます。ここらへんはさすがですね。 ブルブル 私のボールの一つが携帯電話のバイブのように振動しています。まあ、なんだか、分かりますが。 梓「やれやれです」 私はそのボールを手に取り、ボールから出します。 ゆい「わーん。寂しかったよ、あずにゃ?ん」 梓「よしよし」 ナデナデ ゆい「えへへ?」 律「サワムラー、ウインディを蹴り飛ばせ!」 サワムラーはそのゴムのように伸びた足でウインディを蹴り飛ばします。そして、攻撃をかわされて、そのまま、突撃したサンダーはグレンジムの壁に激突し、壁はまるで発砲スチロールのように粉々になります。 カツラ「すまん、律君。危なく、ウインディが…」 律「気にするなよ。困った時はお互い様だろ」 梓「カツラさんはジョーイさん達を避難させて下さい」 カツラ「じゃが、律君達は……」 律「私達なら大丈夫だよ。それにカツラさんがいても、ポケモンが回復できてない状態なら、正直いても何も出来ることないよ」 カツラ「……分かった。頼んじゃぞ、2人とも。行くぞ、皆」 カツラさんは皆をまとめて、一緒に避難していきました。 144. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 04 33.23 ID Ex4FfjM30 サンダー「ンダー!!」 サンダーは私達を睨んでいます。 律「どうした、梓。怖いのか?足が震えてるぜ」 梓「律先輩こそ、手が震えてますよ。逃げるなら、今のうちです」 律「ふん。ちっこいくせに無理すんなよ」 梓「律先輩には言われたくありません」 律「私達の戦績は出発した時とマサキさんとこのを除けば、どれくらいか知ってるか?」 梓「さあ?」 律「50O勝50O敗だ」 梓「そうでしたっけ。もっと、私が勝ってるかと思ったんですけどね」 律「だから、1001戦目をして、決着をつけなきゃいけないんだ」 梓「何が言いたいんですか?」 律「死ぬなよ」 律先輩はモンスターボールを構えます。 梓「……そっちこそ」 私もモンスターボールを構えます。 ゆい「2人とも頑張ってー」 梓「ゆい先輩も頑張るんですよ。ほら」 ひょいとゆい先輩を抱き上げます。 律「さあ、いくぞ」 梓「いつでもいいですよ」 145. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 06 41.65 ID Ex4FfjM30 律「オーケー。来い、ニョロボン!」 梓「来て下さい、ニューラ!」 律「ニョロボン、右かられいとうパンチ!」 梓「ニューラ、左からブレイククロー!」 ニョロボンは冷気をこめた、鋭いパンチをサンダーの右から仕掛け、ニューラは自慢のツメをサンダーの左から切り裂くべく、飛び掛ります。 サンダー「…サンダー!!」 サンダーはその攻撃に対し、その両方に対し十万ボルトを繰り出します。 ニョロボン「ニョロー!!」 ニューラ「ニュラー!!」 その攻撃を受け、2匹はアニメで十万ボルトを受けて、黒焦げになるロケット団のように黒焦げになり、気絶します。 律「くそ。あいつは左右同時に攻撃できるのかよ」 梓「さすがは伝説のポケモンですね」 私達がニューラ達をボールに戻している時に、サンダーはさっきのウインディに仕掛けたドリルくちばしの体制に入ります。 律「ちっ。どうすんだよ、あの技」 梓「あの技を受けたら、私達跡形もありませんよ」 律「仕方がない。梓、1匹、囮にしてくれ」 梓「何をする気ですか?危ないことなら嫌ですけど」 律「梓が1匹、奴の注意を引き付けている間に横からサワムラーのキックを、反対側からゴローニャがすてみタックルを仕掛ける」 梓「それは名案ですね!律先輩には珍しく!」 律「おう、ありがとう。お礼に後で説教な」 梓「では、来て下さい、カイリュー!」 カイリュー「リュー!」 律「随分でかいのを出したな」 梓「他のを出したら、下手したら殺されちゃいますよ」 律「まあな」 ゆい「私は何をすればいいの?」 私の腕の中でゆい先輩は聞いてきます。 梓「とりあえず、大人しくしていて下さい」 ゆい「分かったー。お口、チャック」 ゆい先輩は口を小さい子がやるみたいにチャックを閉めます。その仕草は実に可愛いです。サンダーは体を横向きにし急速に回転させ、私達にに向かって、こちらも銃弾のように素早く突撃していきます。 梓「カイリュー、頼みますよ」 律「来い、サワムラー、ゴローニャ!」 律先輩はサワムラーとゴローニャを出します。カイリューはその間にサンダーのドリルくちばしを受けます。 カイリュー「……リ、リュー」 カイリューはその攻撃を受け、おなかに鋭利なくちばしが刺さり、血を流しながら、膝を突きます。その両手でくちばしを握りながら。 梓「カイリュー!律先輩、今のうちです!」 律「サワムラー、右からメガトンキック!ゴローニャ、左からのしかかりだ!」 律先輩は予定通りの指示を出します。サワムラーはサンダーに向かって、鉄球のような重く、力をこめたキックを繰り出します。その反対側からは、300kgの体重を持つ、ゴローニャが体当たりを仕掛けます。 律「今度はかわせないはずだ」 サンダー「……サンダー!」 サンダーはカイリューの手を振り切り、体を回転させ始めます。それと同時に回りに電撃を放ちます。 146. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 08 46.51 ID Ex4FfjM30 サワムラー「ムラー!!」 サワムラーはその電撃で、キックを当てる前にダウンします。その間にも体を回転させ、カイリューの体にネジを回すかのようにめり込んでいきます。 梓「カイリュー!」 律「サワムラー!だが、ゴローニャに電気タイプの技は……」 ゴローニャ「ゴローーーーー!」 ゴローニャも電撃を喰らい、体が黒焦げになります。 律「馬鹿な!」 梓「それだけ、相手の威力が強いってことですよ。それよりも、戻って、カイリュー!」 私はカイリューをボールに戻します。 律「どうしろってんだよ、あんな奴相手に。もう、私のポケモンは3匹しかいないし」 梓「私も実質3匹ですし」 ゆい「ンーンー」 梓「しゃべっていいですよ」 ゆい「私もいるよー」 梓「やっぱり、黙ってください」 ゆい「ひどっ!」 梓「冗談です。何かいい方法はありませんかね」 ゆい「空で戦おう」 梓・律「は?」 ゆい「だって、地上だと向こうの方が有利だよ。なら、空中の方がいいよ」 梓「たしかにそうですが……」 律「とは言っても、空を飛べるのはリザードンだけだ」 梓「私はプテラだけです」 律「だが、悪い案じゃないな。だって……」 サンダーは私達の方を睨み、またもや、ドリルくちばしの体制に入ります。 律「地上じゃ、あれを避けるのも辛いしな」 梓「じゃあ、早速……プテラ、君に決めた!」 律「来い、リザードン!」 私達は背中に乗って、空中に出ます。 サンダー「ンダー!」 サンダーはそれを見て、ドリルくちばしをやめて、上空に向かってきます。 梓「来て、イーブイ」 イーブイ「ブイ♪」 梓「体に負担をかけちゃうかもしれないですけど、ごめんね」 私はイーブイにみずのいしを当てて、シャワーズに進化させます。 シャワーズ「シャワ」 梓「シャワーズ、れいとうビーム!」 シャワーズは冷気のビームを上空に向かってくる、サンダーに発射します。 147. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 10 51.71 ID Ex4FfjM30 律「よし!サンダーはとりタイプだから、この攻撃は有効のはずだ」 しかし、サンダーは体を回転させて、そのビームをはじきます。 律「またかよ。強すぎだろ、あのサンダー!」 梓「まあ、こうなるとは思ってましたけどね」 律「くそ。来い、レアコイル、ゴルダック!」 梓「来て下さい、ハッサム!」 律「おいおい。ハッサムでどうするんだよ」 梓「でも、私の手持ち、これしかいませんし」 ゆい「大丈夫!私に任せなさい!」 梓「どうやってですか?」 ゆい「もう!忘れたの?プテラとの戦いを」 梓「ああ。なるほど」 律「なんだ、一体」 ゆい「見てれば分かるよ。いくよ、ギー太、ハッサム。ミュージックスタート!(翼をくださいを想像してください)」 ゆい先輩の音楽とともにハッサムの背中から天使のように白い羽が生えます。そして、空を飛び始めます。 律「おお。これなら、戦力になるな。他のポケモンには出来るか?」 ゆい「悪いけど、1匹が限界なんだよ?」 律「なら、仕方がないか。……よし、とりあえず、近距離はハッサムに任せて、私達が遠距離でサンダーを攻撃していくしかないな」 梓「それが理想ですね」 律「じゃあ、いくぜ。ゴルダック、れいとうビーム!レアコイル、マグネットボム!」 梓「シャワーズ、れいとうビーム!」 ゴルダックたちはサンダーの逃げ道を防ぐべく、左右に発射します。 梓「ハッサム、まずはつるぎのまいで攻撃力アップです!」 ハッサムはあらぶる踊りを踊り、攻撃力をあげます。 律「おし。リザードン、かえんほうしゃだ!」 左右に攻撃をして、動きを封じている中央にリザードンのかえんほうしゃを発射し、サンダーはそのかえんほうしゃを直接浴びます。なるほど、これならよけるのは厳しいですね。 律「やったか!?」 サンダー「……サンダー!!」 サンダーはドリルくちばしの体勢で体を回転させ、炎を弾き飛ばします。 律「またかよ。それしか、技がないのか」 梓「絶対の自信があるんでしょうね。律先輩、リザードンを下げてください。頼みますよ、ハッサム!」 律「正面から受けきる気かよ。無茶だぜ」 梓「大丈夫です、私のハッサムなら!」 律「どっから、そんな自信が出てくんだよ」 梓「とにかく!ハッサム、おんがえしです!」 ハッサムはハサミにエネルギーを溜めて、サンダーに対抗するべく、突撃していきます。 148. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 11 59.78 ID Ex4FfjM30 梓「いっけー、スクラップフィストー!!」 サンダーのドリルのような一撃とハッサムの鋼鉄のハサミが激突し、その振動が私達のところまで風になって、伝わってきます。 律「やったのか!?」 ピキ……ピキピキ。 ハッサムのハサミがひび割れる音が聞こえ、ハサミだけでなく、体中にひびが入り、羽を失って、落下していきます。 梓「ハ、ハッサム!プテラ、急いで下さい」 私はハッサムを助けるべく、プテラとともに救助に向かいます。 149. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 12 27.90 ID Ex4FfjM30 律「化け物かよ、あいつは……」 梓はハッサムを助けに下に向かっている。まあ、梓がいても無駄だけどな。梓が弱いとかじゃなく、こいつは強すぎる。 律「けど、やるしかないか。頼むぞ、皆」 私は残りのメンバーに望みを託した。 150. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 13 16.02 ID Ex4FfjM30 私はハッサムが落下したところを見つめる。私がここにいるのはただ、自分のやったこことの行く末を見るためだ。それにしても、やはり、伝説のポケモン……私を倒した梓がまったく歯が立たない。おそらく、ゆいでも勝てないだろう。 和「なのに、あのハッサムはどうして、立ち上がるの……!?」 ハッサムはまだ諦めていないのか、上空を見上げ、サンダーを悔しそうに見つめる。なんていう精神力だろう。上空からは梓達が向かってくる。多分、ハッサムを助けに来たのだろう。 和「私に勝った以上、負けたら許さないわよ」 そう呟き、様子を見た。 151. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 14 52.75 ID Ex4FfjM30 梓「ハッサム!!」 ゆい「サムちゃん!!」 私達が地上に着くと、ハッサムは傷だらけになりながらも、上空を悔しそうに見つめています。 梓「待っててください。今、ボールに戻し……ッ!?」 私はボールに戻そうと構えた手を止めます。というのも、ハッサムの目はまだ戦いという、戦意のこもった目をしています。さらに、体からも そんなオーラが流れています。 ゆい「……サムちゃん」 ハッサム「サム(俺はまだ、戦える)」 梓「……もう、いいですよ。これ以上、傷ついたら、ハッサムの命が……」 ゆい「そうだよ。サムちゃんは頑張ったよ。だから、少し、休んで……」 ハッサムはそんな私達の言葉を無視し、プテラに向かって歩いていきます。 ハッサム「ハッサム(サッサと俺を上に乗せて戦わせろ)」 プテラ「プテラ、テラ(俺は死に掛けを上に乗せる趣味はないんだ。それに、お前を倒すのは俺だ)」 梓「ハッサムは戦いたがってる。でも、もう勝つための手段がない……」 和「諦めるの?」 突如として、さっきまで私と戦っていた相手……和さんの声がしたので、その方向を見ます。 梓「和さん!どうして、ここに……」 和「別に深い理由はないわ。それよりも、諦めるの?ポケモンよりも先にあなたが諦めるの?」 梓「でも、勝つ手段がなくて……」 和「たしかにあいつは強いわ。でも、相手も所詮はポケモン。上を見なさい」 上を見ると、律先輩がサンダーの攻撃を避けながら、ハイドロポンプなどを当てています。 和「サンダーを見なさい」 私は言われたとおりにサンダーを見ます。 サンダー「……はあ……はあ」 サンダーは息遣いを荒くしています。 和「サンダーだって、ポケモン。体力は無限じゃないのよ。無限じゃないなら、勝つ手段は絶対にあるはずよ」 梓「……そうですね」 体力が無限ではない。当たり前のことだけど、サンダーの強さを見て、失念していました。 梓「ありがとうございます、和さ……あれ?」 私がもう一度、和さんのいたところを見ると、和さんはいなくなってました。 梓「……ありがとうございます、和さん」 152. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 15 53.10 ID Ex4FfjM30 梓「さてと。どうしますか」 私の手持ちでまだ、戦えるのはシャワーズ、プテラ、ゆい先輩。……そして、 ハッサム「……サム!」 ボロボロだけど、戦う意思の消えないハッサム。どう戦うべきでしょうか。 ゆい「……よし!私いい方法を思いついたよ」 梓「どんな方法ですか?」 ゆい「それにはサムちゃんの協力が不可欠なんだけど……いけるよね?」 ゆい先輩はハッサムに問いかけます。 ハッサム「……サム!(もちろん!)」 ゆい「なら、大丈夫かな。方法はね、シオンタウンでバンギラスにやった、サムちゃんをプテラの口にくわえて、はかいこうせんとともにサムちゃんを発射して、その勢いでサンダーにぶつけるの」 梓「……たしかに、悪い作戦ではないですけど、ハッサムは大丈夫ですか?」 ハッサム「サム(もちろん)」 ゆい「問題はサンダーが避けられたらなんだけど……」 梓「それは問題ないですよ」 ゆい「何で?」 梓「だって、あのサンダー、避けられる場面でも力押しできましたからね。多分、避けずに向かってくると思います」 ゆい「なるほど。王者の驕りって奴だね」 梓「それは知りませんけど……。とりあえず、シャワーズは援護をお願いします。では、それで頑張りましょう!」 153. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 16 49.41 ID Ex4FfjM30 律「リザードン、避けろ!」 サンダーの十万ボルトを横にかわす。 律「ったく。なんてポケモンだよ」 レアコイルやゴルダックの技はちょくちょく命中はするんだが、まったく効いている様子がない。 律「どうしろってんだよ、まったく」 梓も戻ってこないし。いつやられてもおかしくない展開だし。 律「ん?」 サンダーの背後に梓達の姿が見えた。しかも、プテラはハッサムをくわえている。 律「一体、何をする気だよ……」 呆れ半分、期待半分で梓の様子を見つめた。 154. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 18 15.34 ID Ex4FfjM30 梓「シャワーズ、サンダーにれいとうビーム!」 シャワーズは冷気のビームをサンダーの背後に向かって発射し、サンダーの背中に命中します。 サンダー「……ンダー!」 サンダーは怒りの眼で私達の方を見ます。そして、ドリルくちばしの体勢になります。 梓「来ましたか!頼みますよ、プテラ、ハッサム!!」 プテラ・ハッサム「「テラ(サム)!!」」 梓・ゆい「「いっけー、『レッド・シューティングスター』」 プテラの口からはかいこうせんとともにハッサムが発射されます。そして、サンダーも体を回転させ、それに対抗します。さながら、赤い弾丸と黄色の弾丸のようです。 ガッキーン 口ばしとハサミが激突し、ハッサムは下に、サンダーは上にはじかれます。 ハッサム「……サム」 ハッサムのハサミがひび割れて、砕け散りました。 梓「ハッサム、戻ってください!」 私はハッサムをボールを戻します。 梓「ありがとう、ハッサム」 ゆい「あずにゃん、サンダーが……」 ゆい先輩がサンダーを指差します。 サンダー「ンダーーーーーーーーーーー」 サンダーの口ばしがひびが入り、血が噴出します。そして、怒りの表情で私達を睨みます。 律「レアコイル、だいばくはつだ!!」 私達を親の敵のように睨むサンダーの背後で、レアコイルがだいばくはつを仕掛け、黒い煙に覆われます。 梓「やりましたか!?」 ゆい「多分、まだ無理だよ。それより、あずにゃん。私を抱っこして」 梓「後にして下さい」 ゆい「これはサンダーを倒すために必要なんだよ!」 梓「……分かりました」 私はサンダーの方を見て、ゆい先輩を抱きます。 ゆい「えへへ。あずにゃんのちっぱいだ?」 梓「さて、シャワーズでも、抱っこを……」 ゆい「冗談だから怒らないでよ」 そうこうしているうちに煙が晴れます。そこには大ダメージを受けながらも、まだ敵意を放っている、サンダーの姿がありました。 155. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 19 21.86 ID Ex4FfjM30 律「本当に不死身かよ」 ゆい「よし!あずにゃん分、補充完了。いくよ、ギー太。ゆいちゃん真拳奥義『ゆいちゃん☆ビーム』」 ギターの先端に高エネルギーがたまり、サンダーに向かって発射します。 シャワーズ・プテラ「シャワ(プテ)!」 そのビームにあわせて、シャワーズのれいとうビームとプテラのはかいこうせんも加わり、サンダーに命中します。 サンダー「ンダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」 サンダーは断末魔の叫び声をあげて、グレン島を見渡せる火山に激突し、気絶しました。 156. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 20 04.72 ID Ex4FfjM30 ゆい「やったーーーーーーーーーーーーーーーーー」 ゆい先輩は小さい体をピョンピョンと跳ねて、喜んでいます。実に可愛いらし……おっと、誰か来たようです。 律「やったな、梓」 梓「やりましたよ、律先輩」 私達は空中で手をパンと叩きあいます。 律「とりあえず、地上に戻るか」 梓「ええ。さすがに疲れましたよ」 私達が地上に戻ると、カツラさん達が話しかけてきます。 カツラ「やあ、律君。梓君。よくやってくれたよ」 梓「ロケット団の奴らは?」 カツラ「だいぶ、沈静化しているから、安心せい。たぶん、奴らはヤマブキシティに戻っているんじゃろう」 律「そういえば、ヤマブキシティは大丈夫か?」 カツラ「正確な情報が出回ってきてはいないんじゃが……とりあえず、ヤマブキに向かうぞ」 梓「ですが、私達のポケモンの体力が……」 ジョーイ「それなら、安心して。なんとか、応急処置的に直すことができたわ」 ゆい「なんていうご都合主義」 梓「ではパソコンを貸してください。少し、モンスターもチェンジします」 カツラ「うむ。万全の状態で行こうじゃないか」 律「カツラさんも行くのか?」 カツラ「当たり前じゃろう」 梓「さて、カイリューのダメージが大きかったですから、ここは……これでいきましょう」 157. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 21 17.14 ID Ex4FfjM30 今回のメンバー ゆい ハッサム プテラ ヘルガー ニューラ ガルーラ 梓「では、早速ヤマブキに向かいましょう」 律「きっと、澪達もいるはずだ」 カツラ「ふむ。あのデカ乳のお嬢さんか。あれは実に……」 ゆい「お口、チャック!」 私達はヤマブキに向かうべく、グレンタウンに向け、出発しました。 158. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 21 49.35 ID Ex4FfjM30 AYU「負けちゃったか……」 AYUはサンダーを見つめる。 AYU「でも、ゆっくりしてる場合じゃないね。君にはまだ出番はあるからね」 AYUはサンダーをモンスターボールに戻す。 AYU「早く、届けてあげなきゃね」 AYUはある人物に届けるために全力でヤマブキシティを目指した。 159. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/06(土) 05 22 40.76 ID Ex4FfjM30 VSロケット団編④ 「VSサンダー」 終了 164. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/08(月) 21 09 26.89 ID 2eZc6/4r0 前回までの状況(トレーナとポケモン) 梓 ゆい ハッサム ヘルガー イーブイ ニューラ ガルーラ カイリュー ポリゴン2 プテラ ラプラス 澪 ゼニガメ エビワラー デンリュウ 律 リザードン サワムラー ニョロボン レアコイル ゴローニャ ゴルダック ムギ フシギバナ カポエラー ギャラドス 純 うい カビゴン ゲンガー 注意 今更だけど、曽我部はオリキャラ扱いでお願いします。 VSロケット団編⑤ 「伝説のポケモン強襲」 165. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/08(月) 21 11 17.47 ID 2eZc6/4r0 ヤマブキシティ・シルフカンパニー サカキ「感慨深い光景だな」 曽我部「ええ」 シルフカンパニーの社長室から夕日の中ファイヤーとフリーザーによってボロボロになっていく町を見る。 サカキ「これでロケット団の天下を取れる」 曽我部「そうですね。……このまま順調に事が進めば、ですけど」 サカキ「どういう意味だ?あの、お前が警戒していた少女達のことなら、大丈夫だろう。フリーザーとファイヤーの2匹を同時には相手にはできまい」 曽我部「いえ、違います」 きっぱりとした否定にサカキは曽我部を見る。 サカキ「では、お前は何を心配しているんだ」 曽我部「心配?そんなことはしてませんよ」 サカキ「では、さっきの言葉は何なんだ」 曽我部はサカキの言葉を無視し、携帯電話を取り出し、どこかに連絡をする。 曽我部「……そうですか。ありがとうございます。……はい。では」 サカキ「誰に電話をしていた」 曽我部「……うるさいな」 曽我部が今までとは違った対応にサカキは驚く。 曽我部「あなたにはお礼を言っておきます。『私の』野望のために協力していただき、ありがとうございます」 サカキ「野望だと……!?」 曽我部「もう、舞台は整いました。あなたにはご退場願いましょう」 サカキ「なんだと!?」 曽我部「本来なら、あなたは私に感謝すべきですよ。『本来の歴史』なら、あなたはここまでのこともできずにあの少女達にボロ負けしていた んですから」 サカキ「……お前は何を言ってるんだ」 曽我部「あなたには分からないでしょうね。まあ、これまで、世話になりましたから、自分で投降するなりなんなり、好きにして下さい」 サカキ「……何でもいいんだな?」 曽我部「ええ」 サカキ「では、お前を倒す!」 サカキはサイドンを出す。 曽我部「そうきますか。でも、めんどくさいので持ちポケモンを全部出してください。もっとも、それでも私には勝てませんが」 サカキ「……舐めるのもいい加減にしろ」 曽我部「これは正当な評価ですよ。まあいいです」 曽我部も構える。 曽我部「後悔しないでくださいね」 サカキ「……お前がな!」 その言葉をきっかけに2人の戦いが始まった。 6
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基本情報 あらすじ キャラクター 声優 内容 コメント 基本情報 とどけ波導!サトシと不思議なタマゴ!! 脚本 松井亜弥 絵コンテ 樋口香里 演出 牧野吉高 作画監督 柳原好貴 初回放送 2020/04/12 オープニング 1・2・3 エンディング ポケモンしりとり 前回 夢へ向かってゴー!サトシとゴウ!! 次回 さよなら、ラビフット! あらすじ キャラクター 【サトシ】 【ピカチュウ】 ゲットしたポケモン 【リオル】 【ゴウ】 【ラビフット】 ゲットしたポケモン 【タマタマ】 【コハル(ポケットモンスター2019)】 声優 担当キャラ 名前 サトシ 松本梨香 ゴウ 山下大輝 ピカチュウ 大谷育江 ラビフット 林原めぐみ コハル 花澤香菜 サクラギ博士 中村悠一 ワンパチ 犬山イヌコ カイリュー 三宅健太 ジョーイ 真堂圭 ハシバ 間宮康弘 キクナ 千本木彩花 レンジ 観世智顕 ゴウのスマホロトム マリナ・アイコルツ ドローンロトム マックスウェル・パワーズ ナレーション 堀内賢雄 内容 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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【ゲーム】ポケットモンスタールビー 【作者名】優奈 【完成度】更新中(08/06/04~ ) 【動画数】 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/6987738 【備考】 名前 コメント
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通常放送 話数 1 2 3 4 5 1 78.0 12.3 5.3 2.1 2.3 2 76.2 14.1 6.2 2.1 1.4 3 81.4 11.4 2.8 1.6 2.8 4 78.9 10.9 4.9 2.4 2.8 5 82.5 11.0 1.4 1.7 3.4 6 70.9 14.1 8.0 4.0 3.0 7 78.4 10.4 4.1 2.3 5.0 8 71.5 13.9 11.1 1.7 1.7 9 74.4 15.1 4.5 3.5 2.5 10 83.7 8.9 4.1 2.4 0.8 11 81.5 9.0 5.7 2.4 1.4 12 71.0 13.0 7.0 4.5 4.5 13 76.4 12.3 6.7 2.1 2.6 14 70.9 14.5 7.6 4.1 2.9 15 73.1 13.8 9.4 1.3 2.5 16 83.5 9.4 2.9 1.8 2.4 17 65.3 14.7 12.4 2.9 4.7 18 85.2 5.5 6.0 2.2 1.1 19 83.1 9.0 5.0 1.5 1.5 20 78.2 12.8 5.3 2.1 1.6 21 77.3 13.6 4.5 4.0 0.5 22 85.1 6.4 4.5 2.5 1.5 23 81.1 12.4 3.0 2.4 1.2 24 89.3 5.1 3.4 1.7 0.6 25 84.6 7.9 2.8 2.8 1.9 26 83.3 9.8 4.2 2.3 0.5 27 88.1 7.4 1.5 2.0 1.0 28 79.6 10.5 6.6 2.2 1.1 29 83.3 11.7 3.3 1.1 0.6 30 84.8 6.1 6.1 1.8 1.2 31 79.4 8.2 7.6 3.5 1.2 32 78.4 8.8 4.7 4.1 4.1 33 79.8 12.0 6.0 1.6 0.5 34 76.4 10.1 6.8 4.7 2.0 35 85.8 6.5 4.1 2.4 1.2 36 66.8 15.2 8.2 5.4 4.3 37 86.2 5.9 4.8 2.1 1.1 38 79.2 9.8 5.2 4.6 1.2 39 81.7 9.1 6.7 1.8 0.6 40 73.9 11.8 9.2 4.6 0.7 41 79.3 11.8 6.5 2.4 0.0 42 81.3 11.6 4.5 1.9 0.6 43 86.6 8.3 3.8 0.6 0.6 44 85.7 7.1 6.5 0.6 0.0 45 85.7 8.7 3.1 1.9 0.6 46 81.6 11.6 4.8 2.0 0.0 47 87.8 6.8 3.4 1.4 0.7 48 80.4 9.1 4.2 2.8 3.5 49 84.0 10.4 4.0 1.6 0.0 50 81.4 12.4 4.1 1.4 0.7 51 81.1 10.2 7.1 0.8 0.8 52 80.8 10.4 6.4 0.8 1.6 53 62.3 13.8 6.6 9.0 8.4 54 77.4 9.0 8.3 3.0 2.3 55 84.6 8.9 5.7 0.8 0.0 56 78.6 10.3 8.7 2.4 0.0 57 86.0 7.0 4.9 2.1 0.0 58 83.1 8.9 2.4 4.8 0.8 59 64.2 11.9 6.4 8.3 9.2 60 77.9 15.0 5.7 1.4 0.0 61 76.1 10.1 10.1 2.9 0.7 62 79.6 11.2 5.9 2.0 1.3 63 76.5 11.4 8.7 2.7 0.7 64 72.6 14.0 7.3 3.7 2.4 65 85.3 8.5 3.8 1.9 0.5 66 67.1 15.4 12.6 4.9 0.0 67 76.2 12.6 7.9 2.6 0.7 68 81.0 10.1 6.7 1.7 0.6 69 64.7 16.5 10.1 5.0 3.6 70 78.0 9.1 8.3 3.8 0.8 71 67.5 17.1 7.7 6.8 0.9 72 78.6 12.4 6.2 2.1 0.7 73 65.7 16.8 9.5 5.8 2.2 74 81.7 9.1 6.9 2.3 0.0 75 86.6 6.0 6.0 1.3 0.0 76 74.1 11.1 10.4 3.7 0.7 77 80.9 9.6 5.9 2.9 0.7 78 64.8 13.6 11.2 4.8 5.6 79 71.2 15.1 7.9 4.3 1.4 80 72.5 13.0 9.2 4.6 0.8 81 74.1 11.2 11.2 1.7 1.7 82 77.3 11.3 6.7 4.0 0.7 83 79.2 9.4 8.1 2.0 1.3 84 72.9 13.5 10.5 2.3 0.8 85 76.9 11.6 7.5 2.0 2.0 86 77.3 12.8 5.7 2.8 1.4 87 80.3 12.1 5.3 0.8 1.5 88 69.4 14.2 11.2 3.7 1.5 89 85.4 8.3 2.5 3.2 0.6 90 84.6 9.3 4.3 1.9 0.0 91 79.5 11.6 5.4 2.7 0.9 92 78.9 8.2 8.8 4.1 0.0 93 71.1 15.6 7.0 3.1 3.1 94 83.2 11.9 3.5 0.7 0.7 95 85.8 9.0 3.2 1.3 0.6 96 78.6 12.0 4.3 2.6 2.6 97 79.4 4.4 6.6 3.7 5.9 98 76.0 12.4 8.3 1.7 1.7 99 85.9 6.4 5.1 1.3 1.3 100 78.7 12.4 5.6 1.7 1.7 101 69.2 12.0 11.3 2.3 5.3 102 70.2 17.7 8.1 1.6 2.4 103 77.6 13.0 6.8 1.9 0.6 104 83.0 11.6 2.0 0.7 2.7 105 88.4 6.4 3.2 1.2 0.8 106 86.3 4.9 3.9 2.5 2.5 107 77.4 9.6 8.9 2.7 1.4 108 78.3 9.2 6.6 3.3 2.6 109 81.2 7.9 7.3 2.1 1.6 110 73.7 14.7 7.7 1.9 1.9 111 91.3 3.1 2.0 2.0 1.5 112 82.0 9.3 4.7 2.9 1.2 113 72.2 10.8 10.1 4.4 2.5 114 84.8 6.1 5.5 2.4 1.2 115 31.7 11.7 10.7 13.7 32.2 116 69.1 13.8 9.4 3.3 4.4 117 82.6 8.7 4.3 2.5 1.9 118 76.4 14.2 6.8 2.0 0.7 119 55.5 15.3 14.6 7.3 7.3 120 74.3 12.1 5.0 5.0 3.6 121 51.3 16.2 17.1 7.7 7.7 122 40.4 10.1 9.0 12.4 28.1 123 77.8 10.5 4.3 0.6 6.8 124 81.3 6.9 6.3 2.5 3.1 125 73.9 9.2 10.6 2.1 4.2 126 39.8 12.0 20.4 10.2 17.6 127 57.1 17.6 11.8 5.9 7.6 128 44.2 14.2 15.9 5.3 20.4 129 74.2 14.2 6.5 1.9 3.2 130 61.0 24.0 6.8 2.1 6.2 131 65.3 18.6 7.8 4.2 4.2 132 94.8 2.0 0.8 1.6 0.8 133 69.3 13.6 8.6 5.0 3.6 134 67.9 14.9 8.2 6.0 3.0 135 62.2 12.8 12.8 6.4 5.8 136 81.8 8.5 5.9 3.0 0.8 137 88.0 5.1 4.3 1.3 1.3 138 89.9 5.4 3.5 1.2 0.0 139 87.8 7.8 2.2 0.9 1.3 140 86.2 6.9 4.0 1.1 1.7 141 88.3 4.8 4.8 1.1 1.1 142 88.6 4.1 4.7 1.6 1.0 143 85.8 10.4 1.9 0.9 0.9 144 91.2 5.9 1.2 1.2 0.6 145 87.1 7.0 4.1 1.2 0.6 146 89.1 5.7 3.2 1.2 0.8 147 95.5 1.6 1.0 0.7 1.2 平均 77.40 10.68 6.47 2.91 2.54 振り返り放送 放送日 話数 1 2 3 4 5 2020/04/20 1~10 93.7 4.3 0.7 0.7 0.7 2020/04/21 11~20 94.8 3.1 0.6 0.3 1.2
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ピカチュウ【PIKACHU】 ◆PIKACHU2kA #тレ9匱「w ◆PIKACHUdu2 #蕘喘皴65 ◆PIKACHUQaQ #揮fM$Aセk
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梓 「それじゃ、私の番だね。サイコロ振ってと。……5か。コマを進めてっと」 ゆい先輩は楽しそうに、駒を進める。そして、映像が流れ始めました。 『あ、ごめん。部室に忘れ物しちゃった』 『早く、とって来いよ』 『いいよ、先に帰ってて~』 部室 『あった、あった。……ん?』 ふと、見ると誰かの体操着が置いてあった。誰か、忘れたのかな?手に持ってみる。見覚えはないものだ。この部室に来る人は限られてる。りっちゃん達のではないとすると……。 『あずにゃんのかな?』 私ははやる好奇心を抑えつつ、中身を出してみる。ジャージの色から、後輩のものだと思う。だとすると、あずにゃんのかな? 『……』 に、匂いを嗅いでみようかな。こんなことをするのは、変態さんなんだろうけど、好きな人の体操着なんて、目の前に置かれたらね。 ドキドキドキドキドキ 『唯先輩』 ガチャ 突然ドアが開く。私は体操着を急いで、中に戻す。奇跡的に、素早く、中に戻すことが出来た。 『どうしたんですか?』 『なんでもないよ。あずにゃんはどうしたの?』 『体操着を忘れちゃって……あ、唯先輩が持ってるのです』 『あ、これ。誰のかと思っちゃったよ』 『それよりも、忘れ物はいいんですか?』 『あ、うん。大丈夫、大丈夫。さ、帰ろうか』 『そうですね。帰りましょう』 ふう~、危なかったね。ものすごくドキドキしちゃったよ。 ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ 「ぐわーーーーーー」 ファイヤーに強力な電流が流れる。やはり、この技の威力はすごいですね。映像はただの変態でしたけど。今の攻撃で、ファイヤーにも相当なダメージでしょう。 「よし、次はういの……」 「ギラス(待てよ!!)」 突然のバンギラスの鳴き声が響くと、そこには力尽きたイーブイをバンギラスが掴んでいます。。 「ゲンガ、ゲンガー(こいつは最初はよかったんだけどな。突然倒れてやがったんだぜ。しかも、マスターのため、ゆいさんのため、とか呟きながらな)」 何か、ゲンガーが言ってるようですけど、なにを言ってるのか、分かりません。ただ、ゆい先輩やうい、私のそばにいる、ハッサムの表情を見ると、あまりいいことは言ってないことはたしかですね。 「ギラス(さて、トドメだ)」 バンギラスはイーブイを上に、放り投げる。あの技は!? 「ハッサム、イーブイを」 「ファイヤー、させるな!」 ファイヤーはその指示で、ねっぷう攻撃を私にむかって仕掛けてくる。 「サム」 ハッサムはその攻撃から、私を守るために、盾になってくれた。でも…… 「ゲンガー(これで、終わりだ!!)」 ゲンガーはきあいを高めて、こんしんのちからをほうしゅつさせる、きあいだまで、イーブイに攻撃を仕掛ける。 「ぐはっ」 イーブイはノーマルタイプで、かくとうタイプのきあいだまは弱点。そのうえ、無理やり、石なし進化をした反動で、体力が無くなってる状態です。イーブイは勢いよく、落ちてくる。 「ギラス(終わりだ!!)」 「や、やめてくださーーーーーーい」 私の叫びも虚しく、バンギラスは落ちてくるイーブイに鋭いつめで切り裂く攻撃、ドラゴンクローで追い討ちをかけます。その攻撃で、イーブイの胸にはツメの傷がくっきりと出来て、バタッと落ちてしまいました。あ、あの傷では早く治療しないと大変なことに……。 「あ、あ、あ、あああ」 大変なことになるのは分かってるのに、私は目に涙をため、膝を突いてしまいました。 「イーブイ、イーブイ……私のせいだ。もし、私が律先輩みたいに積極的な指示を出し、前向きなトレーナーなら、もっと、相手にダメージを与えていたかもしれない。澪先輩みたいに、モンスターの能力を把握し、適切な指示を出せるトレーナーなら、私のポケモンはダメージを受けていないかもしれない。ムギ先輩みたいに、狡猾に罠を張りながら、指示を出せる、トレーナーなら、私も、足手まといにならなかったかもしれない。私は駄目なトレーナーだ。先輩達に劣りまくっている。純だって、あの大群相手に、1人で挑む、勇気がある。思えば、ジム戦だって、ゆい先輩の方がいい指示を出す時があった。……なんだ、私はポケモンにも劣るんですね」 「ゲゲゲゲゲゲゲ」 ゲンガーは私を指差し、笑っている。ポケモンにも笑われんだね。前にもあったな、似たようなことが。 回想 それは私が小さい頃 キモオタA『ゴキニャンwwwwwww』 キモオタB『ゴキブリwwwwwwwww』 私は公園で、眼鏡をかけた、太った人達にわけの分からないことを言われながら、石をぶつけられている。 キモオタC『お前なんか、けいおんにいらないんだよwwwwwwwwwwww』 『バウバウ』 私はお父さんが散歩をしてくれと頼まれた、ガーディが怯えた、私を守るようにほえる。 キモオタD『ゴキブリのくせにポケモンなんか連れてるぞ。ゴキブリに飼われるなんて、可哀想だから、俺がもらってやるよwwwwwwwwwww』 私『……や、やめてください』 キモオタE『うっせ、ゴキブリがしゃべんなwwwwwwwwww』 あの時は怖かったな。後で、お母さんに聞いたら、大きな子供みたいな人達で、可哀想な人達なのよって言ってたっけ。この話をムギ先輩達にしたら、人気があるから、仕方がないわって、よくわかんないことを言ってたな。あの時、私は怖くて、今みたいにしゃがんで泣いてたっけ。そういえば、この後には……。 ???『や、や、やめなよ』 私が声のした方を見ると、私と同じくらいの女の子が震えながら、立っていた。 キモオタA『なんだい、お嬢ちゃん。俺達、ゴキブリの駆除で忙しいんだけどwwwwwww』 ???『そ、そ、その子はゴキブリじゃないよ。可愛いし。だいたい、その子がゴキブリなら、あなた達は豚じゃない』 キモオタB『何だと、このガキ』 ???『ひいっ』 キモオタC『このゴキブリと一緒に犯しちまおうぜwwwwwwwww』 ???『牛○さん、こっちです』 どうやら、この子の他にもう1人の子がいたようです。 ○尾さん『何をしてやがる、こんな子供相手に』 キモオタD『ひいいいい』 私をいじめた人達はダッシュで逃げ出した。 隊長『あいつらをデュ○ルで拘束しろ』 こうして、私は助かりました。あれ以降、あの方々に会うことも、ありませんでした。あの時、私を助けてくれたのは、どうやら、姉妹のようで、お礼を言いたかったので、警察に聞いてみると、ジョウト地方に引っ越したそうです。名前はまだ、小さかったし、ちゃんと聞いていなかったので、覚えてなかったでしたけど、たしか、ひなんとか姉妹だった気がしますね。あの人達が捕まった後に聞いたんですけど。たしか、あの後……。 ???『大丈夫かい』 そう言って、私の頭をなでて、くれたんだっけ。あの頃と変わらないや。強くならなきゃいけないって思ってたのに。私は全然成長してないや。 ~~ 「大丈夫かい、あずにゃん」 私が過去のことを思い出していると、誰かが、私の頭をやさしく撫でてくれました。まあ、誰かは分かりますけどね。 「……なんですか、ゆい先輩」 「泣かないでよ」 「な、泣いてなんかないです」 プイと顔を背ける、私。 「……あのね、あずにゃん。私はあずにゃんがトレーナーでよかったと思ってるよ」 「……」 「あずにゃん、いつも頑張ってるよ。他の誰が否定したって、私は知ってるよ」 「……」 「あずにゃんはりっちゃん達みたいに、とか言ってたけどね、あずにゃんは駄目なトレーナーじゃないよ」 「……でも、イーブイが……」 「それだよ」 「え?」 「そんなに悔しいとか悲しいって思うことはそれだけ、ポケモンを大切に思ってることだよ。それは、どんなトレーナーにもあるものじゃないよ」 「……」 「それに、あずにゃんはこれから、私とポケモンリーグで優勝するんだよ。それが、駄目なトレーナーのわけないよ」 「……ゆい先輩」 「私も、あずにゃんのことが好きだし、他の皆だって、あずにゃんのことが好きだよ。もちろん、一番あずにゃんを好きなのは私だけどね。皆、あずにゃんが最高のトレーナーだと思ってるんだよ。あずにゃんが自分を駄目なトレーナーとか言ったら、私達に失礼だよ」 「……そうですね。……でも、私に出来ることがなくて……」 「出来ることあるよ。私と一緒に、ファイヤーを倒そう」 「え?」 「ごめんね、梓ちゃん。イーブイさんも戦えないし、私もさすがにそろそろ、我慢ができないからね。かわりにお姉ちゃんの技を手伝ってね」 「……うい」 「さ、行こうよ、あずにゃん」 ゆい先輩は私を引っ張って、スゴロクの場所に向かう。 「(いいシーンなはずなのに、やることがスゴロクというのも、すごいよね)それにしても、さすがに、ゲンガーとバンギラスを相手にするの も辛いよね」 「ハッサム(私も手を貸そう)」 「ありがとうございます、ハッサムさん」 「ゲンガ、ゲンガ(それにしても、情けねえトレーナーだな。ポケモンがマスター、マスター言ってれりゃ、トレーナーもイーブイ、イーブイだもんな)」 「ピク」 「ゲンガゲンガ(だいたい、あのツインテールはないよな。まるで、ゴキブリじゃねーか)」 「ピクピク」 「ゲンガゲンガゲンガ(さっき、あずにゃんとか言われてるけど、ゴキにゃんなんじゃねーか。だいたい、ポケモンに励まされるなんて、最低 なトレーナーじゃねーか。お前の姉ちゃんも大変だな)」 「ピクピクピク」 「ゲンガゲンガ。ゲゲゲゲゲ(だいたい、ゴキブリに育てられるなんて、可哀想だな。お前も、姉ちゃんのこと思うなら、姉ちゃん連れて、お 前のトレーナーと一緒に育ててもらえよ)」 「ピクピクピクピク」 さっきから、ゲンガーが何かを言ってるようですね。なにやら、ハッサムやゆい先輩の顔が嫌悪感が漂っています。 「あの、ゆい先輩。あのゲンガーはなにを言ってるんですか?」 「……知らない方がいいよ。それに教えたくないし。でも、もう、あのゲンガーも終わりだよ」 「どうしてですか?」 「怒らせちゃいけないものを怒らせたからだよ。……さ、スゴロクをしよう」 「あ、引っ張らないでください」 「ゲ(あのゴ)」 気分よさそうに笑っていた、ゲンガーが突如として、その場から消えた……と思ったが、いきなり、ドカーンと壁に何かが激突した。 「ギラス、ギラス(今、何が起きたんだ!?この娘が殴ったとは思うが、拳が見えなかった……)」 「ハッサムさん、バンギラスを頼みますね。私はゲンガーをやります」 「サ、サム(あ、ああ)」 「もっとも、すぐに、そっちに加勢できると思います。……さて、狩りの時間だよ」 ういは怖い笑みを浮かべて、そう言った。 シオンタウン編④ 「VSファイヤー②」 終了 ※ 前回までの状況(トレーナとポケモン) 梓 ゆい ハッサム ヘルガー イーブイ ニューラ ガルーラ ミニリュウ ポリゴン2 プテラ 澪 ゼニガメ エビワラー デンリュウ 律 リザードン サワムラー ニョロボン レアコイル ムギ フシギバナ カポエラー ギャラドス 純 うい カビゴン シオンタウン編⑤ 「VSファイヤー③」 以下、投下 現在の手持ちメンバー ゆい ハッサム プテラ イーブイ ミニリュウ ニューラ 「ういはね、全てのポケモンの技を使うことができるんだよ」 「へー、そうなんで……えー!!それって、しんしゅポケモンのミュウに匹敵するじゃないですか」 「ういは万能だからね」 「いやいや、万能どころじゃないでしょ。ところで、ゆい先輩にはどうなんですか?」 「私にはゆいちゃん真拳があるからね! ういには負けないよ!」 「どっから、そんな自信が出てくるんですか?」 「だって、私にはあずにゃんがいるもん!」 「……」 「どうしたの?あずにゃん、顔が真っ赤だよ」 「……なんでもありません。それよりも、サイコロを」 「そうだね、あずにゃんの番だし」 ゲンガー視点 「ゲンガー(何なんだ、今のは)」 おれのタイプはゴースト。ノーマルタイプやかくとうタイプの攻撃はきかないはず。なのに、今のは。 「ねえ」 おれが顔を上げると、ドス黒いオーラが出てる笑顔をした、小娘がいた。 「ギラス(いつの間に、ゲンガーのところに)」 バンギラスはこっちに向かおうとするが、ハッサムが立ちふさがる。 「ギラス(邪魔をするな)」 「サム(それはできない相談だ)」 ハッサム如きになにを手間取ってやがる。 「ねえ、ゲンガーさん」 「ゲンガ(なんだよ)」 「さっき、なんて言ったのかな?ゴ、まで聞こえたんだけど、全然聞こえなくて。もう一度、言ってくれないかな?」 「ゲンガ(あのゴ)」 バーン 次の瞬間には、また、おれは壁に叩きつけられていた。 「ゲンガ(なんで、お前は、おれに触れることができるんだ)」 「ああ。それはみやぶる攻撃をしたからね」 みやぶるはゴーストタイプにノーマルタイプやかくとうタイプの攻撃を命中させるための技。おれ自身はかくとうタイプの技はたいしたことじゃないが、こいつは何なんだ。まったく、勝てる気がしない。 「ねえ、はやく、続きを言って下さい」 その悪魔は笑顔で聞いてくる。どうするべきか。 ハクリュウ 「リュウ」 さっきから、何なんだ、こいつは。僕はアクアテール……僕の尻尾をふって、アーボックに命中させようとするが、アーボックはあなをほって、逃げるばかりで戦おうとしない。 「リュウ(何で、戦わない!)」 「ボック(事情があるのさ)」 「リュウ(くっそーー)」 僕達の攻防は続く。 48
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基本情報 あらすじ キャラクター 声優 内容 コメント 基本情報 パチパチやきもち!ワンパチのきもち 脚本 松井亜弥 絵コンテ 浅田裕二 演出 作画監督 岩根雅明志村泉 初回放送 2020/07/19 オープニング 1・2・3 エンディング ポケモンしりとり 前回 めそめそメッソン 次回 いやいやピカチュウ、やれやれバリヤード あらすじ キャラクター 【サトシ】 【ピカチュウ】 【ゴウ】 【ラビフット】 【メッソン】 【コハル(ポケットモンスター2019)】 声優 担当キャラ 名前 サトシ 松本梨香 ゴウ 山下大輝 ピカチュウ 大谷育江 ラビフット 林原めぐみ コハル 花澤香菜 サクラギ博士 中村悠一 ストライク 三木眞一郎 ワンパチ 犬山イヌコ バタフリー 愛河里花子 バリヤード うえだゆうじ カイリュー 三宅健太 リオル 真堂圭 ヨシノ 櫻井智 キクナ 千本木彩花 レンジ 観世智顕 ソウタ 植田千尋 マメパトのトレーナー 光部樹 ナレーション 堀内賢雄 内容 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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ようこそ、ポケットモンスターオウム@Wikiへ これはオウム信者でもなんでもない改造素人集団がポケモンのROMを改造してオウム真理教をポケモンで再現してみようっていう企画です。 まだ仮状態とかなんで本当に作れるかとかは分かりません。というかスクリプトできる人は来てください。 ゲーマーズスレッドにて企画発案 んで流れでWiki作成
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基本情報 あらすじ キャラクター 声優 内容 コメント 基本情報 フシギソウってフシギだね? 脚本 米村正二 絵コンテ 樋口香里 演出 堀内良平 作画監督 森口弘之森悦史浅田真里松岡秀明中田亜希子池田早香 初回放送 2019/12/01 オープニング 1・2・3 エンディング ポケモンしりとり 前回 サトシとゴウ、ルギアでゴー! 次回 行くぜガラル地方!ヒバニーとの出会い!! あらすじ キャラクター 【サトシ】 【ピカチュウ】 【ゴウ】 【コハル(ポケットモンスター2019)】 声優 担当キャラ 名前 サトシ 松本梨香 ゴウ 山下大輝 ピカチュウ 大谷育江 コハル 花澤香菜 サクラギ博士 中村悠一 ムサシ 林原めぐみ コジロウ 三木眞一郎 ニャース 犬山イヌコ ソーナンス うえだゆうじ サカキ 三宅健太 ジュンサー 清水理沙 キクナ 千本木彩花 レンジ 観世智顕 ゴウのスマホロトム マリナ・アイコルツ ナレーション 堀内賢雄 内容 コメント 名前 全てのコメントを見る?